メインコンテンツへ移動する メニューへ移動する
  • ¥39000以上のご購入は、送料無料でお届けします

JOEL MEYEROWITZが捉えたJIL SANDER 2021秋冬コレクション

「写真とは、私たちの時間の流れのなかの間」

JOEL MEYEROWITZ撮影

 
 

写真家Joel Meyerowitzがイタリア・トスカーナ地方を巡るロードトリップに出発した2021秋冬コレクションを撮影。

 

「写真とは、私たちの時間の流れのなかの間です……私たちは写真によって夢のような状態から揺さぶられ、束の間の意識の世界に目覚めます。そのとき、突如として私たちは、幸運にも老人の眼を持つ新生児のような明晰さで世界を見るのです」

この言葉は、ニューヨーク生まれの写真家ジョエル・マイヤーウィッツが考える写真の定義のひとつです。Jil Sanderの秋冬コレクションを撮影してほしいというクリエイティブ・ディレクター、ルーシー・メイヤーとルーク・メイヤーの依頼に応じてマイヤーウィッツが撮影した新作コレクションの写真からは、彼のこうした言葉の片鱗を垣間見ることができます。

光と色彩から幾何学模様を描き、ボリュームを彫り出すマイヤーウィッツ。こうした特徴とともに彼は、1960年代以降のニューヨークを気まぐれかつ新鮮に捉えたアイコニックなスタイルを確立しました。今回のプロジェクトで彼は、ファッション、アブストラクト、リリカルな色彩のアクセント、身体を取り入れながら、主観と客観の境界線を曖昧なものへと変えます。彼の作品は、私たちはただ人間としてではなく、空間、自然、私たちの影ともつながり合い、支え合っていることを教えてくれるかのようです。

マイヤーウィッツの作品は、彼の生活の拠点であると同時に今回の撮影の舞台でもあるイタリア・トスカーナ地方のルネサンス絵画に触発されていることは明白です。トスカーナは、ルーシーとルークが出会ったばかりの頃に暮らしていた場所でもあり、Jil Sanderのコレクションのなかでももっとも洗練された作品は、この地の職人の手で作られています。

「ジョエルのような高名な写真家および思想家とコラボレーションし、アイデアを分かち合えたのは光栄なことでした。彼は、ほぼ独力で写真という芸術に色彩を導入した真のインキュベーターです。彼の感性、ユーモアのセンス、構図に対する直感が現実を芸術に変えるのです」と、ルーシーとルークは語ります。

このキャンペーンは、ルーシーとルークが立ち上げた進行中のJil Sanderのコラボレーション・プロジェクトの最新シリーズです。これらの作品は、書籍として出版される予定です。

ショッピングバッグを確認する ウィッシュリストを確認する お支払い