JIL SANDER DRESSES CASSINA'S "STAGING MODERNITY"
ジル サンダーはミラノデザインウィーク2025の期間中、テアトロ・リリコ(Teatro Lirico Giorgio Gaber )にて、カッシーナが主催しフォルマファンタズマが企画を務める、演劇パフォーマンスとインスタレーション「ステージング・モダニティ」に参加しました。
ファビオ・チェルスティッチが演出を務めるこのパフォーマンスにあたり、ジル サンダーは出演者への衣装提供を通してこのプロジェクトをサポートしました。ブランドのデザイン主導型、しなやかな身体の動きを可能とする、様々なシーンに適応するワードローブは、カッシーナがキュレーションした、ル・コルビュジエ®、ピエール・ジャンヌレ®、シャルロット・ペリアン®コレクション制作60周年を祝う展覧会の中核をなす家具オブジェとシームレスに融合しました。
ジル サンダーは一貫して受け継がれてきたデザイン哲学とともに、品質と着心地に徹底的にこだわった究極のパーソナル・ラグジュアリーを追求したコレクションを発表してきました。その純粋美を具現化したフォルムは、長年高い評価をうけています。ブランドが演劇の衣装を提供したのは今回がはじめてではなく、1984年にジョン・ノイマイヤー氏振付によるバレエ公演「モーツァルト338」にて、ハンブルク・バレエ団が前衛的なポーズや複雑なポーズでも、自由に動ける衣装をデザインしたジル・サンダー氏の功績を継承するものです。