ミラノ・サンタンドレア通りのストアをご紹介

テンポラリーなインスタレーションの場

 
 
 

この試みを行うための場所として使用されるのは、サンタンドレア通りに位置するジル サンダーのストア。クリエイティブ・ディレクターのルーシー・メイヤーとルーク・メイヤーによってデザインされたプロジェクトの、テンポラリーなインスタレーションの場となります。ピエトロ・ヴェッリ通りにあるミラノの旗艦店を補完する形で、一年を通して様々なアイデアを探索する企画展の開催地として、より小規模なサンタンドレア通りのストアが個性的かつ新しい役割を引き受けます。「ランウェイショーやキャンペーンには登場しないアイテムの中にも、ご紹介したいと強く感じているものがたくさんあります」と、メイヤーは述べます。「このスペースは探索的になる機会や、様々な方法でアイテムを紹介するチャンスを提供します。」初の展示では、ストアは膨張したダウンのギャラリーへと変貌し、機能的でありながら現実離れした膨らみを帯びる素材の彫刻的特性を探ります。素材の芸術的な側面の探究と並行して、ルーシー・メイヤーとルーク・メイヤーがジル サンダー+のためにデザインしたダウンコートがフィーチャーされます。
毎月の展示は、アーティストたちとのコラボレーションによって生まれるその場所だけのインスタレーションのほか、ジル サンダー+の緻密なディテールが特徴のデニムの構造からまっさらなホワイトを基調とするアイテムの純粋で彫刻的なシンプルさまで、メイヤーの作品への深いフォーカスを提供し、新たな分野を探索します。ジル サンダーによる新しいポップアッププロジェクトである、販売スペースとギャラリーという2つの機能を兼ね備えた、再解釈を施されたストア。クリエイティブ・ディレクターたちの思慮に富んだコンセプトを体験するための、より奥深い機会をお送りします。